アフリカの位置づけ:TICADホームタウン構想の喧騒が語ること

 TICADをめぐる日本の「ホームタウン構想」は、人口減少下の移民政策と結びつき歪さを抱える。だがアフリカは人口増加と市場拡大で潜在力が大きく、優秀な人材も多い。日本は一人当たりGDPで優位でも、PPP総GDPではアフリカに劣後。信頼関係の構築が国益に直結する。
篠田英朗 2025.09.04
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優秀なアフリカの人材

 東アフリカの準地域機構であるIGADのLeadership Academyの研修講師として、ケニアにいるところだ。IGADの研修への従事は、7月にも行ったばかりだが、3500人の応募があったという申し込み者の中から、75人を選抜し、25人ずつの研修を三回行っているところである。

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  • アフリカの経済成長の潜在力
  • 歪になりがちな日本人のアフリカへの視線
  • 何が重要な施策か

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