「平和評議会(Board of Peace)」とは何なのか
トランプ大統領主導で設立された「平和評議会(BoP)」は、当初のガザ和平枠組みを逸脱し、国連代替を志向するという謎の不透明な国際機関へ変質した。米国関係者に極端に偏った人選や法的根拠の弱さ、さらにはエプスタイン問題とも関わる紛争後復興を得意分野とする金融資本(アポロ)関与などは、当初の「20項目」和平案の信頼性を損なうものだと言わざるを得ない。ガザ復興・和平に向けたBoPの実効性は乏しい。
篠田英朗
2026.01.24
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「平和評議会(BoP)」の設立
1月22日、スイス・ダボスにおける世界経済フォーラム年次総会にあわせて、米国トランプ大統領が呼びかけ人となった「平和評議会(Board of Peace)」の設立署名式典が開かれた。これはもともとガザの和平に関して設立されるものだったはずだが、目的はガザに限定されない、という説明が、アメリカ政府からなされた。トランプ大統領からは、「国連に取って代わる」という野心すら表明された。
「平和評議会」とは、いったい何なのか。
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- BoP設立までの経緯
- トランプ大統領の野心
- どのような諸国が参加したのか
- 執行理事会の顔ぶれ
- アポロ・グローバル・マネジメントとは何か
- マーク・ローワン氏とレオン・ブラック氏はどういう人物か
- イスラエルのネタニヤフ首相の参画の可能性
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