サウジアラビア・パキスタン・トルコ防衛協定(メッカ協定)と中間派イスラム圏諸国の動き

ガザ危機と米・イラン対立の中、イスラエルにもイランにも与しない「中間派イスラム圏」の存在感が高まっている。サウジアラビアはパキスタンとの相互防衛協定を発展させ、トルコを加えた「メッカ共同防衛協定」を締結。制度化と加盟国拡大も視野に入る三カ国の連携は、「アブラハム合意」と「抵抗の枢軸」に並ぶ第三勢力へ発展する可能性を秘める。
篠田英朗 2026.08.09
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中間派イスラム圏諸国の存在

 先日、『新潮QUE(フォーサイト)』さんに、「ガザ和平の「担い手を降りる」中間派イスラム圏――インドネシア後退、ウガンダを浮上させるイスラエルの影」という題名で、拙稿を公刊していただいた。

 中東は様々な層での対立が複雑に錯綜する地域だが、歴史的な傾向もある。現状を理解するためにも、歴史的な流れを巨視的に捉えておくことは重要だ。

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  • 平和評議会からイスラマバード覚書に至る流れ
  • SMDAからメッカ協定へ
  • メッカ協定の制度的特徴

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