なぜ「ドンロー主義」でイラン攻撃だったのか

私は近刊拙著で、トランプ大統領の「ドンロー主義(トランプ版モンロー・ドクトリン)」を分析し、その思想的背景から対イラン攻撃を説明した。モンロー・ドクトリンは単なる孤立主義ではなく、「神の恩寵」に基づく圏域思想を持つ。現代のドンロー主義ではイスラエルが特別な「飛び地」として位置づけられ、その宗教思想的紐帯がイランへの強硬姿勢を生み出したのである。
篠田英朗 2026.06.07
読者限定

拙著拙著『トランプの戦争とアメリカの敗北―イラン攻撃を招いた「ドンロー主義」の正体―』の公刊

 昨日のニコニコチャンネルプラス「篠田英朗・国際情勢分析チャンネル」では、拙著を読んだ方々からのコメントを紹介させていただいた。真摯に読んでいただいた方々からのコメントで、大変にありがたかった。コメントは、SNSに掲載させていただいた。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2568文字あります。
  • 「ドンロー主義」とイランの関係
  • モンロー・ドクトリンは西半球の孤立主義ではない
  • アメリカとイスラエルの特別な関係
  • 「ドンロー主義」の表現としてのイラン攻撃

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
ノルドストリーム爆破事件が映し出す日本の言論空間の閉塞
読者限定
アメリカ「独立250年」が持つ世界史的な意味
読者限定
アメリカ「建国250年」の誤謬と、「皇室典範」改正問題
読者限定
安保三文書改訂を通じた巨額契約先パランティアとは、どんな企業か
読者限定
米国・イラン合意「14項目」を検証する
読者限定
ソマリランド大統領のイスラエル訪問の意味
サポートメンバー限定
ソマリランドの人びとはイスラエルによる国家承認をどう捉えているのか
誰でも
拙著『トランプの戦争とアメリカの敗北』公刊